[Farewell to the Divergence]
### Mail_01 Jun/2011


[Sub]Re:今年の夏
[Main] うむ、そういうことなら準備をして待っていてやろう。今年はまゆりも受験があるとかでバイトは控えているからな、存分にラボの戦力となるに違いあるまい。いやまあ、料理にはサッパリ期待できんが。
 それとまだ確定はしていないんだが、こっちに来たらコミマ以外の所用に少し付き合ってくれないか。例の件がらみで、正直一人で行くだけの勇気がまだない。頼めるか紅莉栖。

[Sub]そう言われたら
[Main] 行かないわけにもいかないでしょ。そうやって普段から真面目にしてれば、私だって少しはあんたのこと見直してやろうって気にもなるのに。
 あと勘違いしないで欲しいんだけど、これはあんたのためだけじゃなくて、私自身のためでもあるんだからな。今はこっちにいるからほとんどないけど、たぶん秋葉原に行けば私はまた『あの』感覚に襲われるんだろうから。
 悪い気分じゃないだけいいけど、不可思議なものをそのまま素通りしてたら研究者なんて務まらないし。……うん、まあ、岡部がやめておけっていうなら、やめるつもりではあるんだけどね。

[Sub]Re:そう言われたら
[Main] 恩に着るぞ、助手よ。
 それに俺からは全てを話すつもりはないと言ったまでで、お前が何かを思い出すのを拒否する理由はまったくない。それが運命石の扉の選択だ。
 ――エル・プサイ・コングルゥ。

[Sub]だから
[Main] 助手でもクリスティーナでもないと言っとろーが。感謝するならせめてちゃんと呼べ。
 でも岡部が思い出しても構わないって言ってくれて良かった。よく分からないけど、やっぱりそれはなんだかとっても喜ばしいことのような気がするから。
 あと相変わらずの厨二病乙w


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